
おぅ、CD出たのか!
ヴァイナルとデジタル・リリースのみとアナウンスされていたので、
ちっ!と舌打ちして、それっきり記憶の彼方になっていたんですけど、
すっかり忘れていた頃にCDが登場するとは。
限定生産というか、ほんの少量作って売り切っちゃう商品なんだろうなあ。
バンドキャンプのページには、いまもCDは載っていないし。
運よく見つけられたら御の字。うっかり入手しそこねたら、
もう二度と手に入らないってやつだね。
CDラヴァーという前世紀の遺物には、受難の時代であります。
ボヤキはこれくらいにして、祝CDリリース! ツァピキのフィールド録音集。
ツァピキの説明は、このブログの読者には不要でしょう。
https://bunboni.livedoor.blog/2025-03-30
https://bunboni.livedoor.blog/2025-03-30
ツァピキくらいサブライム・フリークエンシーズにぴったりの音楽もないですね。
タマリンドの木に吊るされたホーン・ラウドスピーカーから、
ひび割れた爆音で鳴らされるツァピキは、
レコーディング・スタジオでクリーンなサウンドで録音しようものなら、
音楽が死んじゃいますからね。
パンク・エスノロジーを地で行くサブライムにはうってつけです。
全11曲、演者はすべて違い、実に個性的なツァピキを楽しむことができます。
ギター・バンド・スタイルのツァピキもあれば、ギターでなくカボシを使うバンドに、
アコーディオンとパーカッションによるツァピキや、
ソディ・ガシ(マダガスカルのフルート)の二重奏とパーカッションで演奏する
ツァピキもあります。
ジャケットの表裏の写真やブックレットに収められた写真のどれもが、
ツァピキの狂乱をヴィヴィッドに捉えていて、観ながら聴いていると、
その祝祭の渦の中にテレポーテーションできるかのようです。
Mamehy, Drick, Songada, Behaja, Meny & Ando, Rebona, Renitsa, Befila, Mahafaly Mihisa, Gorop Milalaza, Mirasoa & Mahapoteke
"TSAPIKY!: MODERN MUSIC FROM SOUTHWEST MADAGASCAR"
Sublime Frequencies SF126 (2025)