
エラ・メイ・モースと同じ感覚を持った歌手が日本にもいたことを思い出しました。
おわかりですか? そう、ブギの女王、笠置シヅ子ですよ。
よくよく聞いてみれば、エラ・メイ・モースと笠置シヅ子の声質もよく似ているじゃないですか。
エラ・メイの“Milkman, Keep Those Bottles Quiet”なんて、
「買物ブギー」のヒントになったとしか思えないようなホーン・アレンジや、
「わてほんまによう言わんわ わてほんまによう言わんわ」そっくりの
アーティキュレーションまで出てきますよ。
服部良一は、エラ・メイ・モースをぜったい聴いていたに違いありませんね。
ところで、ぼくが持っている50年代のシングル盤では、
オリジナルどおりの「買物ブギー」が聴けますが、
現在のCDでは「つんぼ」と「めくら」の言葉が削除・編集されています。
そのため前後の意味が不明となり、歌詞の意味を取り違えている人もいるみたいですね。
意味が変わってしまうのは困りものだけれど、
かといって、障碍者を嗤いものにしたこの歌詞をオリジナルのままで出すのは、
いかに古典的名作といえど、ぼくも賛成しかねます。
もっとなんかうまい編集方法は、ないもんですかね。
[7インチ] 笠置シヅ子 『東京ブギウギ』 コロムビア AA13






「え! いつのまに出てたの、これ。」