
昨年来日した南アのジャズ・ピアニスト、ンドゥドゥーゾ・マカティーニ。
ンドゥドゥーゾが参加した近作はチェックしていたつもりだったんだけど、
これは見逃してたなあ。
スウェーデンのヴェテラン・サックス奏者カール=マルティン・アルムクヴィストに、
ノルウェイ人ベーシスト、マグネ・トルモッドゥサーテル、
ンドゥドゥーゾの古くからの盟友ドラマー、アヤンダ・シカデが組んだ
北欧・南ア合同カルテット。
ンドゥドゥーゾの15年作 “LISTEN TO THE GROUND” のレコーディングに
このメンバーが揃って共演し、これをきっかけにザ・アバベム・カルテットを結成。
22年のイースタッド・スウェーデン・ジャズ・フェスティヴァルで初お披露目をして、
その数日後にレコーディングしたのが本作だそう。
レパートリーはカール=マルティンの曲が6曲、ンドゥドゥーゾとマグネの曲が1曲ずつで、
コンテンポラリー・ジャズ・マナーの演奏となっています。
カール=マルティンの量感たっぷりのテナー・サックスの音色がいいですねえ。
ソプラノ・サックスも音色が太くって、逞しいなあ。
ンドゥドゥーゾがゴンゴン鳴らすパワフルな左手のハーモニーと、相性抜群です。
南ア・ジャズの色彩は特にないものの、
スケール感のある雄大なンドゥドゥーゾのピアノと、
カール=マルティンのストロングなサックスのコンビネーションが、
南アと北欧のダイナミズムを引き出した作品となっています。
Karl-Martin Almqvist Ababhemu Quartet "THE TRAVELERS" Ropeadope RAD733 (2024)









